岡山県倉敷市で塗装業を始めたのがおよそ15年前で、そこから外壁塗装や屋根塗装をこなして来ました。
一般住宅の塗装工事に加え橋などの橋梁塗装、岡山倉敷の公営の建築物の塗装工事、公共工事なども施工させて頂き日々感謝しています。
受注先の中には岡山の大手塗装会社、不動産会社、工務店などの下請けも行なっており外壁塗装、屋根塗装など弊社に直接ご依頼頂く事によりお客様に大きな予算削減や工事に関しての見えない部分でも大きなメリットをご提供できるかと思います。
塗装について
主な塗装方法としまして手塗り(ハケ、ローラー塗装)吹付け塗装(エアレス、コンプレッサーでのガン塗装)で大きくまとめられています。
ハケ、ローラー塗り
岡山、倉敷の一般的な外壁塗装、屋根塗装では刷毛やローラーでの塗装方法がよく使われています。
被塗物(塗装する対象物)によって刷毛やローラーの毛の長さを調整して塗膜の厚みや飛散による汚れをコントロールします。
サイディングなど表面が粗くない外壁には短い毛を使用し、ブロックやコンクリートなど粗い表面の外壁や屋根の塗装には長い毛を使用します。
吹付け塗装
一般的な外壁塗装で吹付け塗装をするのに多いのは雨戸など付帯部に用いる事が多いです。
また外壁の下地補修をして表面の柄を合わせる時などにも使います。
屋根塗装だとセメント瓦で銀黒色のようなメタリック調の仕上げだと用いる事が多い塗装方法です。
養生について
外壁塗装や屋根塗装をする場合に汚れてはいけない部分(窓やドアなど)を隠す作業の事を指しています。
マスキングテープ
外壁塗装をする際に塗る部分と塗らない部分の境目を真っ直ぐ綺麗にするために使ったり、細かい部分を隠す時に使います。
マスキングテープも種類によって粘着力、硬さ、太さなどが分けられており状況に応じて使い分けます。
マスカー
外壁塗装する際に汚れそうな大きい部分に使います。
ガムテープにナイロンが付いていて広げる事により広範囲を簡単に隠す事ができます。
300ミリ、550ミリ、1100ミリと様々なサイズがあるので隠す部分の大きさによって使い分けています。
洗浄について
一般的な外壁塗装や屋根塗装では塗装する前に高圧洗浄機などで表面の汚れやコケを落とす事により塗料の被塗物に対しての密着がよくなり剥がれにくくなります。
一連の塗装作業ではほぼ必須作業となります。
ケレン作業について
外壁塗装では手摺りなど鉄材が使用されている事があります。
鉄材は錆びが発生したり旧塗膜がある場合は錆びと一緒に膨れてきます。
塗装する前にそういった部分を平衡にする作業をケレンと指します。
屋根塗装だと水切りや棟に使われている板金部分の錆びを落としたりします。
タッチアップについて
外壁塗装や屋根塗装をした場合に足場を解体したり色によっては乾燥させないと塗れていない部分が判りづらい事があります。
そういう少しだけ塗れていない部分をポイント的に小範囲塗装する事をタッチアップといいます。
外壁塗装、屋根塗装の終盤に行う作業です。
塗装の種類について
岡山、倉敷の外壁塗装や屋根塗装では環境や予算に合ったグレードの塗料をご提案させて頂きます。
上塗り塗料だけではなく下塗り塗料のグレードもあげる事により外壁塗装や屋根塗装の耐久年数が大幅に長持ちするようになります。
環境や下地素材によって劣化具合は極端に変わるので耐久年数というのはあくまで目安となります。
ウレタン塗装
外壁塗装、屋根塗装で一昔前はスタンダードな塗料でした。
対摩擦などに優れているので床などにはよく使用されています。
一般的に言われている耐久年数は7から10年程度と言われています。
シリコン塗料
ウレタンに続いてこちらも外壁塗装、屋根塗装でのスタンダードなグレードの塗料です。
表面にシリコン膜を形成するので汚れにくい作りとなっています。
一般的な耐久年数は9から13年と言われています。
フッ素塗料
外壁塗装、屋根塗装で劣化や環境が厳しい部分に用いられる事が多いです。
非常に硬い塗膜を形成するので汚れがつきにくかったり劣化の進行を遅らせたりする効果があります。
歩道橋など頻繁に塗装ができない大型建築物などに使われる事が多いです。
耐久年数は15から20年弱と言われています。
無機塗料
無機物とはガラスや石など炭素の含まない物質で100%無機物だと半永久的に形を維持できます。
しかし100%無機物は硬すぎるため塗料との割合で外壁や屋根などに無機物の恩恵を与えれるようにしています。
表面に無機の塗膜を形成するため、非常に長い耐久性と汚れにくさを実現しています。
費用は高額になりますがこまめにメンテナンスしたくない方にはオススメです。
耐久年数は20年から25年弱と言われています。
防水塗装
通常の外壁塗装や屋根塗装に使われる塗料にも防水機能は備わってますが、より一層防水に力を入れる部分に使用します。
具体的にはベランダや屋上などです。
ウレタン防水
一般的な住宅のベランダにはウレタン防水を用いる事が多いです。
下地が合板やコンクリートの場合にウレタン樹脂の層を重ねる事によって耐摩擦や下地の割れによる動きに対しての追従性に優れて割れにくい作りとなっています。
FRP防水
一般的な住宅だとベランダや浴室の下地に使われる事が多いです。
ガラス繊維のシートを樹脂を刷り込んで固めて層を作り防水します。
非常に硬いのでトップコートだけこまめに塗り替えていればかなり長持ちします。
硬すぎるため伸縮性に優れていなく割れてしまった場合は目に見える数十倍の範囲の補修が必要になってきます。
船の船底や車のバンパーなどにも使われています。
特殊塗料
外壁塗装や屋根塗装をする中で暑さを遮ったりするためなどに使われる特殊塗料もあります。
遮熱塗料
外壁塗装や屋根塗装で遮熱塗料を使って外壁や屋根を塗装した場合、室内温度が劇的に下がったりします。
良いグレードの遮熱塗料を使ったら真夏の炎天下の鉄板の上にも裸足で上がれる程熱を遮ってくれます。
夏は室内温度を下げて冬は一定に保ってくれるので外壁塗装や屋根塗装で使用すると室内の空調管理がしやすくなるメリットがあります。
断熱塗料
外壁塗装や屋根塗装で使われる事は少なく工場などの高熱になる配管などで使用される事が多いです。
非常に硬いので美観に優れないために一般的な外壁塗装や屋根塗装で使うとすれば外壁や屋根の下地など見えない部分に使用したり車庫や物置きなどの外観をあまり気にされない場所に使ったりする事はあります。
塗装についてのまとめ
岡山や倉敷で外壁塗装や屋根塗装をする場合は予算やグレードを考慮して次回の塗り替え時期なども視野にコストパフォーマンスの良い工法を施工したほうが良いと言えます。
どんな些細な事でも相談して頂けたら誠心誠意ご対応させて頂きます。
岡山、倉敷での外壁塗装や屋根塗装なら「予算的に難しいかな？」と思う事でもご相談頂けたら予算内での最適な外壁塗装や屋根塗装の施工方法をご提案させて頂きます。
